【社内研修レポート】FPさんに学ぶ!これからのお金と暮らしの話
近畿環境保全では、女性社員の割合が高いこともあり、妊娠・出産だけでなく、育児や介護といったライフイベントを男女問わず支え合いながら、誰もが長く働き続けられる職場づくりを目指しています。
その一環として、女性社員が気軽に意見を言い合える場として数か月に一度「女性会議」を開催しています。
今回はその取り組みとして、外部からファイナンシャルプランナー(FP)をお招きし、家計管理と老後資金の考え方について学ぶ機会を持ちました。
物価高と長寿社会で考える「これからのお金の話」
昨今の物価上昇に加えて、私たちの平均寿命はますます延びています。
それに伴って、「老後資金は本当に2000万円で足りるの?」という疑問も現実味を帯びてきました。
今回の会では、各自にワークシートが配られ、自分自身や家庭の収支を“見える化”する作業を通じて、日々のお金の流れと向き合いました。
普段何気なく過ごしていると見落としがちな出費や、将来に向けての貯蓄のバランスなど、参加者それぞれが「わたしの家計」と向き合う貴重な時間となりました。
みんなが驚いた「90歳まで生きる確率」
中でも、参加者全員が衝撃を受けたのが「90歳まで生きる確率」の話。
「男性で26%(約4人に1人)、女性ではなんと50%(2人に1人)が90歳まで生きるんですよ」
とFPさんから数字が示された瞬間、会場には驚きの声が上がりました。
「えっ、そんなに長生きするの!?」
「じゃあ、老後の資金って2000万どころじゃないかも…」
そんな会話が飛び交い、長寿リスクに対する認識が一気に高まったのが印象的でした。
第2回へ向けて 〜 投資や資産形成も視野に
今回の会は、家計の現状を“知る”ことがテーマでしたが、今後はさらに一歩踏み込んだ内容へと進んでいく予定です。
次回は、老後資金や教育資金、これからの生活資金を見据えた資産形成や投資について学ぶ機会を設ける予定です。
「自分にはまだ早い」と思いがちなテーマですが、知っているか知らないかで将来の安心感は大きく変わるはず。
引き続き、社員一人ひとりが“自分らしく生きていく力”をつけられるような内容をお届けしていきます。